HBウォレットとは
日本発のイーサリアムウォレット
HB Blockchain Interface
~基本情報や作成・操作方法徹底解説~
イーサリアムのウォレットと言うと、ICOに参加したことがある方などは、
デスクトップウォレットである
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)が頭に浮かぶのではないでしょうか。
マイイーサウォレットは、デスクトップとペーパーウォレットに対応していますが、
スマートフォンには対応していないので、
携帯でイーサリアムやイーサリアムトークンを管理したい方には、
おすすめではないかもしれません。
bacoor株式会社 が作成したイーサリアムのモバイルウォレットアプリであり、
秘密鍵をユーザーの端末に保管することで、WEBウォレットよりも高いセキュリティを誇っています。
HB Blockchain Interfaceの機能は以下2つです。
- イーサリアムウォレット
- イーサリアムトークンウォレット(※1)
イーサリアム&イーサリアムトークンに特化したウォレット機能が使えます。
HB Blockchain Interfaceは2017年12月現在以下15個のイーサリアムトークンに対応しています。
Golem ICONOMI DigixGlobal Humaniq Aragon |
Gnosis OmiseGo RealBoostCoin EOS Edgeless |
MobileGo Status ChronoBank augur Qtum |
トークンの追加方法なども後述しているので参考に。
HB Blockchain Interfaceは、イーサリアム&イーサリアムトークンを
スマートフォン内に保管するモバイル型ウォレットです。
インターネット上ではなく自分の管理下 (自分の端末内) で保管できるので、
取引所にイーサリアムを預けることに比べ、
ハッキングリスクが低いといえます。
(※1)イーサリアムトークンとは、
イーサリアムのブロックチェーン上で発行されるトークンのこと
HB Blockchain Interfaceのメリットは以下の2点です。
- 完全日本語対応
- シンプルでわかりやすいインターフェース
順に見ていきましょう。
完全日本語対応
海外発のウォレットは、インターフェースは
日本語になっていてもヘルプや問い合わせが英語であることが多いです。
しかしHB Blockchain Interfaceは
インターフェースから問い合わせなどすべて日本語に完全対応しているので、
安心して問い合わせが可能です。
シンプルでわかりやすいUI
インターフェースはスタイリッシュで
直感的に操作できる美しいデザイン&レスポンスもよく
サクサク動作するのでストレスなく操作できます。
HB Blockchain Interfaceのデメリットは以下になります。
- 対応通貨はイーサリアムとイーサリアムトークンのみ
イーサリアムを取り扱うモバイルウォレットの一つにJaxxというウォレットがあるのですが、
Jaxxは約30種類以上の仮想通貨にも対応しており、
ビットコインやビットコインキャッシュなど、
多数の仮想通貨を一つのウォレットで管理できます。
しかし、HB Blockchain Interfaceは、イーサリアムとトークンのみに対応した仮想通貨ですので、
多数の仮想通貨を管理したいという方には、
管理できる通貨が限られている点はデメリットといえます。
HB Blockchain Interfaceの注意点は以下の二点です。
- パスフレーズを大切に保管する
- iPhone自体がハッキングされるリスクがある
順に見ていきましょう。
パスフレーズを大切に保管する
パスフレーズとは、iPhoneを紛失・変更した際、
データを復元するために必要な12個の英単語のことです。
万一、ウォレットのデータを復元しようとして、
パスフレーズを忘れてしまった場合、データの復元ができず、
管理していたイーサリアムやトークンが返ってこない事態を招く恐れがあるので、
紙にメモして大切に保管するのをおすすめします。
iPhone自体がハッキングされるリスクがある
HB Blockchain Interfaceに限ったことではありませんが、
携帯端末で管理するウォレットはウォレットを
提供している会社(この記事ではbacoor株式会社)が
ハッキングなどの被害を受けても、
自分のウォレットで管理している
イーサリアムが紛失することはありません。
その点、WEBウォレットよりは
モバイルウォレットの方がセキュリティが高いと言われています。
しかし、iPhone自体が乗っ取られてしまうと
ウォレット内のイーサリアムが盗まれる可能性があるので注意が必要です。
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